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アベノミクスで雇用は改善されるのか

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再度、同じ記事を投稿しますので、ご了承ください。


参院選を控えて、安倍総理が語っています。
「景気がよくなりつつある」
「今夏のボーナスが7%あがった」
「60万人の雇用が増えて雇用が改善されている」
「有効求人倍率が0.9倍に改善された。」
「景気が好転していくなかで、労働市場が逼迫して正社員が増えていく」

日銀総裁も安倍内閣を後押しするように景気判断に「回復」を盛り込みました。

確かに、これらの数字は公表されている指標ですので、その通りなのですが
額面通りには受け止められない実体が数字の陰に隠れています。、
これらの数字は一部の側面を表しているに過ぎず、
雇用全体を語るには不十分な数字と言わざるをえない状況です。

今夏のボーナスについて
経団連は、大手64社のボーナスは7.37%アップの846,700円であったことを公表しています。
1990年以降2番目に高い伸び率であったことを付け加えて。

一方、労務行政研究所によると、
東証第1部上場企業を対象にした調査結果では、支給額は全産業平均で66万4415円。
同一企業で見た昨夏の妥結実績(66万8385円)より金額で3970円、0.6%の減少となり、2012年に続いてマイナスになっている(013年4月11日現在)と報告しています。
労務行政研究所は長年、賃金、諸手当、賞与等の雇用に影響を及ぼす調査を実施している研究所ですから、発表されるデータは信頼性が高いものです。

また、民間企業の独自調査では、楽天リサーチが支給見込み額は「減りそう」が21.0%、
「増えそう」が21.9%と拮抗しています。

国家公務員の夏のボーナスは、総務省によると、管理職を除く行政職(平均36・2歳)の平均支給額は約52万3300円。昨年に比べ約1万300円増加。
支給月数は昨年と同じ1.68カ月分ですが、平均年齢が少し上がったことなどから、増えたとのこと。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、夏のボーナスは 3 年連続で減少すると予測。
民間企業(パートタイム労働者を含む)の一人当たり平均支給額は 357,400 円(前年比-0.3%)で過去最低水準を更新する見込みを立てています。

日本総合研究所は民間は0.4%増の36万円と予測。

日本生命保険による今夏のボーナスに関するアンケート調査結果によると、全体の39.6%が昨夏に比べ「増えた」と回答。冬のボーナス予想では「変わらない」「減る」の合計で85.4%に達した模様。


こうしてみると安倍総理が引用している経団連のボーナス7%アップは、大企業の一部、とくに自動車関連産業の景況感を表すものであり、全体の景況感を示すものとは到底いえない状況かと思います。

有効求人倍率と新規雇用
有効求人倍率0.9倍という数字は、いざなみ景気下の2005年0.98倍、2006年1.05倍、2007年の1.02倍に近づいています。しかし、このいざなみ景気下の求人倍率でさえ、給与が上がり好況感が庶民の間で実感できたということはありませんでした。
現在の有効求人倍率とバブル崩壊までの有効求人倍率では、その指標が持つ意味が変化しつつあります。
有効求人倍率が上昇しても、非正規社員の増加によって景気浮揚につながっていかないのです。
安倍総理が60万人の新規雇用が生まれたと胸を張っていますが、正社員の雇用がどれだけ生まれたのでしょう。

労働力の調整弁としての非正規社員の活用はすっかり企業に定着してしまいました。

労働力調査によると
1月 雇用者5,159万人
・正規の職員・従業員は3,336万人。非正規の職員・従業員1,823万人。
2月 雇用者5,173万人
・正規の職員・従業員3,273万人。非正規の職員・従業員1,900万人。
3月 雇用者5,142万人
・正規の職員・従業員3,255万人。非正規の職員・従業員1,887万人。
4月 雇用者5,180万人
・正規の職員・従業員3,328万人。非正規の職員・従業員1,852万人。
5月 雇用者 5,214万人
・正規の職員・従業員3,323万人。非正規の職員・従業員1,891万人。

雇用者増60万人というのは昨年同月との比較です。
しかし、昨年は正規・非正規の正確な集計はしていませんでしたので、
今年の雇用形態別実績を紹介しています。
今年の1月と5月を比較すると5月の雇用者数は増加しプラス55万人となっています。
ところが、その内訳は正規社員が13万人減少し、非正規が68万人増加している内容です。

いざなみ景気の時に有効求人倍率が1倍を超える年が2年もあったのに、国民は景況感をまったく感じることができませんでした。
今回、安倍総理が引き合いに出した雇用増60万人では、質の点で景気浮揚には限界があります。

本当に賃金は上昇するのでしょうか?
次回に続きます。
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