FC2ブログ

有効求人倍率の変貌

この30年間の有効求人倍率を追ってみると、1倍を上回ったのは1989年~1992年のバブル期の4年間しかありません。他の26年間は1倍未満で推移しています。
バブル期で1倍を超えたといっても、1.01倍~1.28倍程度しかありません。
バブル前の安定成長期1982年~1987年における有効求人倍率でも0.57倍~0.64倍しかありません。

それでも当時のサラリーマンは、就職に関して楽観的でしたし、企業は人材獲得に必死でした。

就職氷河期と言われた1993年~2005年の有効求人倍率は0.39倍が最も小さく、0.84倍が最も大きい倍率になります。平均すると0.56倍です。
最近も再就職氷河期と言われていますが、2006年~2011年の平均有効倍率は0.66倍です。

おやっと思いませんか?

バブル前の安定成長期よりも有効求人倍率は高いのです。
それなのにどうでしょう。
当時のサラリーマンは「仕事は何とかなるさ」と余裕をみせていたのに、最近は元気がないですね。
雇用不安が多くのサラリーマンやOLの心に広がっています。


その理由は、有効求人倍率の中身が変化しているからに他なりません。

よく目にする有効求人倍率は、パート、派遣、契約、正社員等の区別がありません。
求職側も求人側も雇用形態を無視して一緒くたに計算しています。
過去の有効求人倍率とあまり変わらなくても、正社員の求人が減って、非正規社員の求人が増えている状況を表していません。

フルタイムとパートの分類による集計は以前からありましたが、肝心の正社員の有効求人倍率は2005年から集計されるようになりました。
それ以前のものはないので比較ができませんが、正社員の有効求人倍率が低下し続けていることは間違いありません。
労働力調査特別調査の「雇用形態別雇用者数の推移」によると、
1984年~2011年の正社員数は、途中緩やかなアップダウンはありますが減少し続けています。
1984年の雇用数3,936万人(役員除く)、その内、正社員数3333万人、非正規数604万人でした。
正社員と非正規社員の比率は85対15%です。
その後雇用数は緩やかに上昇し続け、2010年には5111万人に達しています。
その内、正社員は3355万人で、非正規1756万人。
割合は65対35に変化しています。
全体の雇用数は1778万人増加しましたが、正社員数は僅か22万人増で1000万人以上の非正規社員が増加しました。
1984年の人数に対する増加率は正規社員0.6%  非正規社員290%。
実に非正規が3倍近くに増加しています。

非正規社員になりたいというひとが増加したのであれば問題ないのですが、そうではありません。
正規社員の就職先が決まらないので、やむなく非正規に甘んじているケースが増加しているのです。
終身雇用という文化に慣れ親しんできた日本人にとっては、有効求人倍率が高くても正社員の有効求人倍率が低い場合は、国民は評価しませんね。
将来に対する不安を抱えたままの生活を余儀なくされるひとが沢山生まれます。

非正規社員は、派遣、契約社員、嘱託等で構成されますが、このなかで派遣社員の増加率が目立ちます。
itijinnokaze
heder7.jpeg
おすすめサイト
季節調整済有効求人倍率福祉住環境コーディネーター 求人の状況インテリアコーディネーター 求人の状況治験コーディネーター(CRC)求人の展望カラーコーディネーター求人の状況ファイナンシャルプランナー 求人の状況高校中退 就職通信制高校 比較
ケータイサイト
高卒認定試験 合格率アロマ資格の一般知識有効求人倍率厚労省高卒認定は学歴?就職に有利?通信高校 単位制のメリット 

スポンサーサイト



テーマ : ひとりごと
ジャンル : アフィリエイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

itijinnokaze

Author:itijinnokaze
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード