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就職率と就職内定率

就職内定率2011の続きです。

就職内定率は、就職内定者数÷就職希望者数×100で %表示されますが、
卒業が近ずくにつれ就職をあきらめる人が増え続けて分母が縮小していきます。

平成22年10月時点の就職希望者は、41万人いましたが23年4月時点では37万人。
実に卒業までに4万人の学生が就職戦線から離脱したことになり、就職内定率の数字を押し上げています。

仮に就職戦線から離脱する学生が73,000人いれば、就職内定率は100%ということになりますね。
雇用情勢が悪化して希望する企業の内定がとれない学生達が増え、
こうした学生達が次年度に再挑戦しようと決意したり大学院や専門学校への進学に方向転換すると
就職内定率は100%に近づくんです。
パーセンテージだけがひとり歩きすると
大卒予定者の雇用情勢は良かったとか大幅に雇用情勢は改善された、なんていう話になってしまいますね。

確かな数字は、これから8月に発表される2011年3月卒業生の就職率です。
就職内定率ではありません。 
就職率=就職者数÷卒業生数 です。これは推計値ではありませんから確かな数字です。
といいたいところですが、これも速報値ということで確定値とは少し違います。

2010年3月に卒業したひとの例でいえば、
就職率60.8%でした。
ちなみにこの時期の最終就職内定率は91.8%でしたね。
同時期に焦点をあてた就職状況を表す2つの数字です。
絶対数で比較すると5月発表の最終就職内定者数344,000人(推計値)は 8月の速報値で就職者実数329,000人。
実際に就職したひとの数は就職が内定した数よりも15,000人も少ない数字です。
就職者実数を4月1日の就職希望者で割ってみると87.7%。
公表された内定率91.8%よりも4ポイントほど低い数値になります。
もちろん、高いポイントになった年もあったりで上下にぶれるのが通常です。

そして2011年に卒業した大学生の最終就職内定率について、
「過去最低と並ぶ91.1%、昨年よりも0.7ポイント低下」という
見出しがメディアの紙面に踊りました。
でも、0.7ポイント低下したにもかかわらず、就職内定者数は昨年よりも8,000人も多いんですよね。
内定率を押し下げた要因は、就職希望者(推計値)が多かったから。

こうした実体をみると
仔細なポイントの比較や分析ににどれだけの意味があるのか疑問です。。
就職内定率はザックリとした就職活動の動きをみるにはいいかも知れませんが、それ以上の意味があるとは到底考えられません。
ましてや、厚労省が強調するように2月時点の内定率と4月時点の内定率を比較し、コンマ以下の数字を見て
過去最大の改善幅となったと胸を張って言えるような代物でもありません。

就職内定率に使う数字は推計値ばかりです。

 
なんでもかんでも百分率にし、百分率同士を比較しても、知りたい情報になるとはかぎりませんね。

参考までに、以下はメディアに取り上げられることが少ない12月の確定値です。
昨年卒業した人たち541,400人が向かった道は

正社員として就職したひと329,000人
アルバイト等の一時的な仕事についた人19,300人
大学院・大学・短大に進学した人72,500人
専門学校・外国の学校へ進んだひと13,500人
無業者 87,085人
     

アルバイトと無業者で10万人を越えています。
こうしたひと達の存在が「就職できなかったから」という理由でないことを願うばかりです。

                       itijinnokaze
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22年12月公表卒業後の状況調査コーディネーター資格・求人の展望通信高校 学費高等学校通信教育の上手な高校卒業法不登校への対応について高校中退 その後の選択不登校 原因と対応対策へのアプローチプランナー資格・求人の展望 
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就職内定率2011 過去最悪を回避したか?

厚労省と文科省が2011年4月1日の大学卒業予定者の就職状況調査結果を次のように公表しました。

 ~大学卒業者の就職率は過去最悪の更新を回避 
 【就職率】
 ○ 大学   91.1%
   (前年同期比0.7ポイントの減。過去最低(平成12年3月)と同率)
   <2月1日からの伸び率は、13.7ポイント増と調査開始以来最大の改善。>
          ※ 2月1日現在77.4%(前年同期比2.6ポイントの減)
 ○ 短期大学(女子学生のみ)
         84.1%で、同4.3ポイントの減。
 ○ 高等専門学校(男子学生のみ)
          98.5%で、同1.0ポイントの減。
 ○ 専修学校(専門課程)
         86.1%で、同1.3ポイントの減。


えっ!
【就職率】って書いてありますね。
うっかりしてて気がつきませんでした。
調査時点4月だと就職内定率という呼称はおかしいからですかね。
厚労省も文科省も別々に22年度卒業予定者の「就職率」は 91.1%と確かに公表しています。

でも、8月になると22年度卒業生の「就職率」は 60%ほどであったと公表すると思います。
91.1%よりもずっと少ない数字を公表するので驚くひとも多いかと思います。

就職率に2つの数字があるのは混乱のもとです。

メディアはこの2つの就職率をタイムリーに取り上げるのですが、この違いを説明しないケースが多いです。
というか管理人は正確に説明しているニュースキャスターを見たことありません。

5月に発表された91.1%は就職内定率で 就職希望者に占める就職が決まった人の割合。
8月に発表される就職率は、卒業生数に占める就職が決まった人の割合です。
いずれにしても発信元が同じで就職率の意味が違うということはおかしいですね。
加えて、
就職内定率は、新卒予定者の雇用情勢を示す指標としてその重要度を高めていますが
発表される就職内定率の数字について、仔細に分析しても皆さんが必要とする情報には繋がらないでしょう。
むしろ、誤った認識をもたらす可能性すらあるのです。
就職内定率が2月に比べて何ポイント改善したとか、昨年同期比はどうなのか、過去に同率の内定率があったのかどうか等々、こうしたことを分析するには数字の信頼性が?の推計値ばかりです。
著名企業のシンクタンク○○研究所なんかも、発表された就職内定率の数字をいじくりまわして解説したりグラフにしたりしていますが、就職内定率はザックリとした大卒予定者の雇用情勢を示すものであって、それ以上の深読みは意味を持たないでしょう。


過去記事 就職内定率の謎にも書きました。
22年12月の内定率68.8%は本当か? の記事にも4月には就職内定率は劇的に改善されていきます、と書きました。
結果はそのとおりになって、91.1%に改善されました。実に22ポイントを上回る改善幅です。
厚労省は2月の内定率と比較して13.7ポイントの過去最大の改善幅になったことを取り上げています。
強調しているところがチョッとひっかかりますね。
当局の施策によって、雇用情勢が大幅に改善したといいたいのでしょうが・・・

2月時点と4月時点を比較し、過去最大の改善幅と強調することなどは意味がないと認識するほうが正しいでしょう。

続きは次回
                       itijinnokaze

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